プロパンガスの平均料金(全国のならし)
調査が示す全国の平均料金は、10m³使った月で9,863円です。ただし、これは自分の額の良し悪しを決める基準ではありません。 平均は幅の途中にある一つの値で、同じ地域の中でも最低と最高が大きく離れるため、平均より高くても安くても、それだけで契約に問題があるとは言えません。 自分の額は、平均ではなく、同じ地域の最低値から最高値までの幅のどこにあるかで見ます。
資源エネルギー庁のLPガス価格調査(令和8年8月末現在)で、10m³使ったときの全国のならしは9,863円です。 5m³なら6,024円、20m³なら17,179円、50m³なら37,536円。いずれも基本料金を含む税込の額です。
ここでいう「全国のならし」は、47都道府県それぞれの平均値を、同じ重みで平均したものです。 世帯数で重みを付けた本当の全国平均ではありません。 また、この調査には毎月出る速報もあり、同じ2026年8月でも速報の全国は9,822円と、 少し違う額になります(別々の集計なので差があります。速報の推移は値上げのページ)。
ただし、この数字と自分の請求額を比べても、高いかどうかはほとんど分かりません。 理由を数字で示します。
見る単位を細かくするほど広がる価格差
同じ10m³の額でも、全国、都道府県、地域と見る単位を細かくするほど、差は次のように広がります。
| 何と何を比べるか | 安い方 | 高い方 | 差 |
|---|---|---|---|
| 県どうし | 奈良県 8,741円 | 北海道 12,052円 | 3,311円 |
| 県内の地域どうし | 千葉県 市原市 8,320円 | 北海道 宗谷・留萌 14,465円 | 6,145円 |
| 同じ地域の中(北海道) | 7,392円 | 16,071円 | 8,679円 |
| 同じ地域の中(静岡県・最大) | 4,900円 | 14,630円 | 9,730円 |
いちばん大きいのは、県どうしの差でも地域どうしの差でもなく、「同じ地域の中」の差です。 同じ町に住んでいて、契約している会社が違うだけで、10m³あたり9,000円近く違うことがあります。 年にすれば10万円を超えます。
プロパンガスは自由料金制で、会社がそれぞれ料金を決めます。 都市ガスのように「地域で1つの料金」ではないので、地域の平均は代表値としてあまり働きません。 都市ガスとの制度の違いは都市ガスとプロパンガスの違いにまとめています。
相場の取り方で変わる「高い・安い」の判断
全国のならし9,863円と比べて「うちは11,000円だから少し高い」と思っても、 自分の地域の幅が7,392円〜16,071円なら、11,000円は下から4割ほどの位置です。むしろ安い側になります。
逆に、たとえば地域の幅が8,000円〜10,500円のところで11,000円なら、幅の外にはみ出しています(この2つの額は説明のための仮の数字です)。 同じ「11,000円」でも、地域の幅によって高いか安いかが逆になります。 比べる額を検針票のどの欄から取るかは検針票の読み方で確かめられます。
自分の地域の幅の中で見る
請求書の基本料金・従量料金・使用量を入れると、あなたの地域の最低・平均・最高のどこにいるかが出ます。
公表されているのは47都道府県と、県内をさらに分けた264地域の計311地域。
判定へ
「安いところ」を探すときの、地域の最低値の読み方
「ガスの安いところ」を探すとき、公表資料で手がかりになるのは地域ごとの最低値です。ただし、読み方に限りがあります。
- 最低値は「その地域で最も安かった額」です。販売店の名前は公表されていないので、どの会社の額かは分かりません。このサイトも、販売店を挙げたり紹介したりはしません。
- 最低値は1店の額である可能性があります。何店の中の最低かは公表資料から分からないので、「その額で契約できる」とは言えません。
- 最低値は、使用量ごと(5・10・20・50m³)に別々に公表されています。自分の使用量に近い区分で見ます。
自分の額と最低値の差が、下がる余地の上限の目安です。たとえば自分の請求が12,000円、地域の最低値が8,000円なら、差は月4,000円、1年で48,000円です(説明のための仮の数字です)。 最低値は1店の額かもしれないので、平均との差もあわせて見ると、見込みを控えめに考えられます。 自分の額が最低値に近いなら、探しても差はほとんど出ません。 この数字は公表資料の読み方で、特定の会社の料金ではありません(出典はこのページの数字の出典と確認日)。
15年間ほとんど動かない県の順位
「いま高いだけで、そのうち変わるのでは」と思うかもしれません。実際に確かめられます。
この調査は2011年4月から続いています。2026年8月までの93回ぶんで、県の高い順がどれだけ入れ替わったかを見ると、順位の動きは中央値で3位でした(10m³の額)。 とくに高い方の5県は、顔ぶれも順番も15年前と同じです(北海道・青森県・山形県・岩手県・秋田県)。
ところが、県の中でいちばん高い地域は入れ替わります。 県内を3地域以上に分けている47県のうち、15年前といちばん高い地域が同じなのは23県だけ。残る24県では別の地域に移っています。
県の単位では動かないのに、県内の単位では動く。 だから「どの県か」はほとんど情報になりませんが、「県内のどこか」は変わりうるものとして確かめる意味があります。
県の高い順は、各県の平均額(10m³)で並べたもの。県内でいちばん高い地域も、 地域の平均額で比べています。地域ごとの推移についてはこのデータについてを読んでください。 相場とは別に、自治体がLPガス料金を支援する事業については自治体のLPガス料金支援にまとめています。
使用量(5・10・20・50m³)でも変わる相場
公表されているのは5・10・20・50m³の4点です。使う量が増えるほど1m³あたりは安くなるのが普通なので、 「10m³の相場」を、5m³しか使わない世帯や30m³使う世帯に当てはめると外れます。
このサイトの判定では、4点の間をつないで見積もっています(外れ方はこのデータについてに測って書いています)。 5m³未満と50m³超は相場が公表されていないため、判定を出しません。 近い点に寄せると、使用量の少ない世帯がほぼ必ず「安い側」と出てしまい、答えになりません。
では、実際の家庭はどのくらい使っているのでしょうか。石油情報センターの「平成18年度プロパンガス消費実態調査」(2007年12月、プロパンガスを使う5,610世帯を分析)では、1世帯の月平均は9.1m³で、前回(平成16年度)の8.7m³より増えていました。下期(10月から翌年3月)の使用量は、上期(4月から9月)を約20%上回っています。冬に請求が増える理由は値上げのページに書いています。
この調査は2006年度のもので、いまの使用量とは違うかもしれません。世帯人数別の平均は、この報告書の本文では確かめられなかったので書いていません。自分の使用量は、検針票の「使用量」の欄で確かめてください。 出典:平成18年度プロパンガス消費実態調査(2026年10月9日確認)。
単価(1m³あたり)で見ても広がる差
使った量に応じた分だけを取り出すと、1m³あたりの単価になります。公表されている平均の請求額から平均の基本料金を引いて、使った量で割った額です(10m³のとき)。 都道府県で見ると675円/m³(奈良県)から974円/m³(北海道)まで、開きは299円/m³です。
ところが、県内の地域まで降ろすと開きは556円/m³になります——646円/m³(奈良県・北和)から1,202円/m³(北海道・宗谷・留萌)まで。 県内264地域のうち、県の単価から30円/m³以上ずれるのは98地域(37%)。ずれの中央値は22円/m³で、いちばん大きい北海道・宗谷・留萌は1,202円/m³——県全体の974円/m³と227円/m³違います。 単価で見ても、県の数字では足りません。
この単価は平均どうしの引き算で出しています。いちばん安い額といちばん高い額で同じ引き算はしません。請求額がいちばん安い店と、基本料金がいちばん安い店が同じとは限らないので、引き算した値はどの店の単価でもない数字になるためです。公表されているのは請求額と基本料金で、従量単価そのものは公表されていません。
見積りや契約書の単価が「円/kg」なら、プロパンの目安では、その単価に約1.99を掛けると「円/m³」にそろえられます(根拠と計算例はkgとm³の換算)。 ガスの混合比などで係数は変わり、協会資料の係数は料金算定用ではないため、請求額の確認には検針票の使用量と金額をそのまま使ってください。
県内の地域どうしの開き(基本料金と10m³の請求額)
同じ県の中でも、地域ごとの平均には開きがあります。地域が3つ以上ある県のうち、10m³の請求額の平均の開きが大きい5県を抜き出しました。県の平均だけを見ると、この開きは見えません。
| 県 | 基本料金の平均 | 10m³の請求額の平均 |
|---|---|---|
| 北海道(10地域) | 2,240円〜2,447円 差 207円 | 11,634円〜14,465円 差 2,831円 |
| 新潟県(7地域) | 2,089円〜2,335円 差 246円 | 9,764円〜11,890円 差 2,126円 |
| 大阪府(7地域) | 1,781円〜2,170円 差 389円 | 8,654円〜10,590円 差 1,936円 |
| 兵庫県(8地域) | 2,106円〜2,313円 差 207円 | 9,014円〜10,898円 差 1,884円 |
| 静岡県(8地域) | 1,791円〜2,103円 差 312円 | 8,809円〜10,524円 差 1,715円 |
資源エネルギー庁「LPガス価格調査」の公表値をもとに、地域ごとの平均を並べ直しています。地域名は調査の区分で、市の名前とは限りません。
同じ地域の中でも、最高と最低の差が大きい地域
県の平均の開きとは別に、同じ地域の中でも店によって請求額は違います。10m³の請求額の最高と最低の差が大きい地域を、上位だけ示します。全地域の一覧ではありません。
| 地域 | 最低 | 平均 | 最高 | 最高と最低の差 |
|---|---|---|---|---|
| 千葉県・東葛飾 | 5,885円 | 8,914円 | 14,600円 | 8,715円 |
| 北海道・日高・胆振 | 7,392円 | 12,017円 | 14,696円 | 7,304円 |
| 京都府・丹後 | 6,404円 | 10,298円 | 13,640円 | 7,236円 |
| 島根県・除隠岐 | 8,855円 | 10,894円 | 15,978円 | 7,123円 |
| 静岡県・静岡 | 8,140円 | 10,358円 | 14,630円 | 6,490円 |
資源エネルギー庁「LPガス価格調査」(令和8年8月末現在)の公表値から、10m³の請求額の最高から最低を引いた差の大きい順に並べたものです(引き算・並べ替えと抜き出しのみの加工)。 差が同じ額の地域が5件目をまたぐときは、その額の地域を表から外しています。最低と最高は調査に答えた別々の店の額で、どの世帯にも起こる額という意味ではありません。
プロパンガス料金の判定では、請求書の従量料金と使用量を入れると、あなたの単価とその地域の平均を並べます。 あわせて、平均との差が基本料金の分と使った量に応じた分のどちらから来ているかも出します。
使用量別の請求額の計算例(静岡県の5m³・10m³・20m³)
静岡県の公表値(都道府県の最低・平均・最高。基本料金を含む税込)で並べます。請求書の合計額は、基本料金の欄と、使った量に応じた欄(従量単価×使用量)を足したものです。
| 使用量 | 最低 | 平均 | 最高 |
|---|---|---|---|
| 5m³ | 3,200円 | 5,831円 | 8,745円 |
| 10m³ | 4,900円 | 9,547円 | 14,630円 |
| 20m³ | 8,100円 | 16,774円 | 26,400円 |
平均だけは、基本料金の平均(1,950円)を引くと、使った量に応じた分が出ます。これを使用量で割ったのが、1m³あたりの単価の目安です。
| 使用量 | 平均の請求額 | 基本料金の平均 | 使った量に応じた分 | 1m³あたり |
|---|---|---|---|---|
| 5m³ | 5,831円 | 1,950円 | 3,881円 | 約776円 |
| 10m³ | 9,547円 | 1,950円 | 7,597円 | 約760円 |
| 20m³ | 16,774円 | 1,950円 | 14,824円 | 約741円 |
この表は横にスクロールできます。
基本料金は5m³でも10m³でも20m³でも同じ額で、動いているのは使った量に応じた分だけです。1m³あたりは5m³で約776円、10m³で約760円、20m³で約741円と、使う量が多いほど下がっています。一人暮らしで使う量が少ない月(5m³前後)は、5m³の行を見てください。式に当てはめるときは、使用量が近い行の単価を使うのが安全です。
最低・最高の列では、同じ引き算はしていません。請求額がいちばん安い店と基本料金がいちばん安い店は、同じとは限らないためです。平均の1m³あたりは、どの店の単価でもない目安です。設備料金が公表値に含まれるかどうかは、資料の中で書き方が一致していません(このデータについて)。
式の手順と、都道府県ごとの当てはめはプロパンガス料金の計算方法と計算例にあります。 自分の請求額の位置は、判定に基本料金・従量料金・使用量を入れると出ます。
静岡県の10m³を、最低から最高までの横棒で見る
表の数字を、一本の横棒に置き直しました。自分の検針票の額が、同じ県の最低から最高までの幅のどのあたりに入るかを目で確かめる図です。
静岡県の10m³(基本料金を含む税込) 最低から最高まで
- 左端:最低 4,900円
- 細い線:平均 9,547円
- 太い線:例の検針票の額 11,000円
- 右端:最高 14,630円
例の検針票の額は仮の数字で、平均より1,453円高く、最低から最高までの幅の約63%の位置にあります。最低と最高は調査に答えた別々の店の額で、この県のどの世帯にも起こる額という意味ではありません。
使用量区分別の最低・平均・最高(5m³・10m³・20m³・50m³)
同じ都道府県でも、使用量が変わると最低と最高の幅が変わります。計算例と同じ3都道県で、使用量区分ごとに並べました。
| 都道府県 | 使用量 | 最低 | 平均 | 最高 | 幅(最高−最低) |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都 | 5m³ | 4,160円 | 5,488円 | 7,535円 | 3,375円 |
| 東京都 | 10m³ | 6,810円 | 8,970円 | 12,650円 | 5,840円 |
| 東京都 | 20m³ | 12,110円 | 15,935円 | 22,880円 | 10,770円 |
| 東京都 | 50m³ | 27,720円 | 35,829円 | 48,730円 | 21,010円 |
| 愛知県 | 5m³ | 4,450円 | 5,851円 | 9,495円 | 5,045円 |
| 愛知県 | 10m³ | 7,090円 | 9,489円 | 11,935円 | 4,845円 |
| 愛知県 | 20m³ | 11,990円 | 16,496円 | 20,680円 | 8,690円 |
| 愛知県 | 50m³ | 25,000円 | 36,135円 | 46,585円 | 21,585円 |
| 北海道 | 5m³ | 4,796円 | 7,329円 | 9,575円 | 4,779円 |
| 北海道 | 10m³ | 7,392円 | 12,052円 | 16,071円 | 8,679円 |
| 北海道 | 20m³ | 11,000円 | 21,000円 | 28,410円 | 17,410円 |
| 北海道 | 50m³ | 21,450円 | 46,432円 | 63,800円 | 42,350円 |
この表は横にスクロールできます。
最低と最高の幅は、使用量が増えるほど広がります。10m³から50m³にかけて、東京都は5,840円から21,010円へ、愛知県は4,845円から21,585円へ、北海道は8,679円から42,350円へです。自分の使用量に近い行で見比べてください。
最低と最高は、使用量ごとに別の店の額であることがあります。表は3都道県の例で、全国の地域を並べたものではありません。自分の地域の位置は判定で出せます。
調査月ごとの都道府県の最低・中央値・最高(10m³)
価格の位置は、調査月によっても動きます。確報(偶数月)の直近6回について、10m³の都道府県の平均額を並べました。
| 調査月 | 最低の県 | 中央値 | 最高の県 | 幅(最高−最低) |
|---|---|---|---|---|
| 2025年10月(令和7年10月) | 千葉県 8,209円 | 9,060円 | 北海道 11,309円 | 3,100円 |
| 2025年12月(令和7年12月) | 千葉県 8,220円 | 9,062円 | 北海道 11,361円 | 3,141円 |
| 2026年2月(令和8年2月) | 千葉県 8,167円 | 9,068円 | 北海道 11,418円 | 3,251円 |
| 2026年4月(令和8年4月) | 千葉県 8,292円 | 9,116円 | 北海道 11,541円 | 3,249円 |
| 2026年6月(令和8年6月) | 奈良県 8,639円 | 9,499円 | 北海道 11,961円 | 3,322円 |
| 2026年8月(令和8年8月) | 奈良県 8,741円 | 9,715円 | 北海道 12,052円 | 3,311円 |
この表は横にスクロールできます。
2025年10月から2026年8月までの6回で、都道府県の平均額の幅は3,100円から3,311円になりました。全体が動いた分と、県どうしの開きが変わった分は別です。検針票の額が前回から上がったときは、同じ時期に自分の県の平均がどれだけ動いたかも見てください。
10m³の使用量で、公表されている都道府県ごとの平均額を比べた表です。中央値は47都道府県を安い順に並べた真ん中の額(偶数のときは中央の2つの平均)で、全国の平均ではありません。最低・最高は県の平均どうしの比較で、個々の販売店の額ではありません。
静岡県の10m³の平均額の動き(調査月ごと)
2025年10月 8,911円
2025年12月 8,971円
2026年2月 8,946円
2026年4月 8,922円
2026年6月 9,180円
2026年8月 9,547円
静岡県の10m³の平均額を、確報の6回について並べた図です。2025年10月から2026年8月までの差は+636円です。 資源エネルギー庁「LPガス価格調査」の公表値をそのまま並べたもので、代表として1県だけを載せています。棒は0円から伸ばしているため、差の大きさは数字で読んでください。
同じ地域の中で最高が最低の2倍を超える地域
10m³のとき、県内の地域別264地域のうち、同じ地域の中で最高が最低の2倍を超えるのは4地域です(倍率の大きい順。最低と最高は公表された地域別の値で、倍率は割り算で出しました)。
| 地域 | 最低 | 最高 | 倍率(最高÷最低) |
|---|---|---|---|
| 千葉県・東葛飾 | 5,885円 | 14,600円 | 2.48倍 |
| 静岡県・東部 | 4,900円 | 10,690円 | 2.18倍 |
| 京都府・丹後 | 6,404円 | 13,640円 | 2.13倍 |
| 神奈川県・横須賀三浦 | 6,215円 | 12,500円 | 2.01倍 |
この表は横にスクロールできます。
2倍を超える地域を倍率の大きい順に並べたもので、全国の地域を並べたものではありません。最低と最高は別の店の額であることがあります。出典は調査の公表値で、倍率は最高÷最低の割り算で当サイトが加工した数字です。自分の地域の位置は判定で出せます。
検針票を相場と突き合わせる手順
請求書・検針票は、費用を3つに分けて示すことになっています(施行規則第16条第15号の7が定める、量にかかわらず生ずる費用・量に応じて生ずる費用・消費設備の貸与等に係る費用の3区分。「基本料金・従量料金・設備料金」は資源エネルギー庁のQ&Aがこの3区分に当てた名前です)。 次の順に見ると、自分の額が相場のどこにあたるかを取り違えにくくなります。
| 手順 | 検針票で見る欄 | 突き合わせる先 |
|---|---|---|
| 1. 3区分を分ける | 基本料金・従量料金・設備料金の各欄 | 設備料金の欄が「0円」や「該当なし」のときは、基本料金に含まれていないか確かめます |
| 2. 使用量を読む | 今月の使用量(m³) | この表の上にある、使用量別の相場(近い使用量の行)。使用量が0m³や少ない月は、相場と並べず使わない月の請求の内訳で何が残るかを確かめます |
| 3. 基本料金を並べる | 基本料金の欄 | 基本料金の分布(従量料金や設備料金とは混ぜません) |
| 4. 単価を出す | 従量料金の欄を使用量で割る | 従量単価の分布(基本料金と設備料金は割る数に入れません) |
| 5. 設備料金の中身を見る | 設備料金の欄と、契約時の書面 | 額は相場と比べられません。何に対する費用かを設備料金とはで確かめます |
| 6. 地域の幅で位置づける | 手順3・4で出した額 | 判定に入れると、地域の分布のどこにあるかが出ます |
この表は横にスクロールできます。
これは額の位置を見る手順で、契約が適正かどうかを決めるものではありません。
自分の県内地域がどれか分からないとき
判定の入力には、都道府県のあとに県内地域を選ぶ欄があります。県内地域の名前は調査の表に載っている呼び名で、たとえば静岡県には下田・熱海・東部・富士・静岡・藤枝・中遠・浜松、北海道には石狩・後志・空知・十勝・釧路・根室などがあります。検針票に書いてある地域名や住所の市町村名と、この呼び名が同じとは限りません。 このサイトは、住所や市町村名から県内地域を自動で割り当てることはしていません。
どれか分からないときは、県内地域を選ばずに「○○県全体」を選んでください。県全体の最低・平均・最高で位置が出ます。県内地域を選んだときより幅は広くなり、見る単位が粗くなる点はこのページの「見る単位を細かくするほど広がる価格差」のとおりです。県内地域の呼び名と市町村の対応は、調査の表からは確かめられていないため、ここには書いていません。
「適正価格」という言い方について
比較サイトなどで「適正価格」という数字を見かけますが、これは公的に決まった額ではありません。 各社が自社の基準で示しているものです。
このサイトが使うのは、資源エネルギー庁の調査で実際に公表されている額だけです。 「いくらが適正か」は示しません。示すのは「あなたの額が、公表されている幅のどこにあるか」までです。 高い側にあること自体は、契約に問題があることを意味しません。
よくある質問
地域の「最低・平均・最高」は、何の値ですか?
資源エネルギー庁「LPガス価格調査」が地域ごとに公表している、最も安い額・平均の額・最も高い額です。基本料金を含む税込の額で、使用量ごとに公表されています。 最低値と最高値は、それぞれ1店の額である可能性があり、何店の中の最低・最高かは公表資料からは分かりません。
相場として示している全国の数字は、全国平均ですか?
47都道府県それぞれの平均値を同じ重みで平均したもので、世帯数で重みを付けた全国平均ではありません。
調査はいつの時点で、速報と確報は何が違いますか?
速報は毎月、確報は偶数月に公表されます。このサイトが使っているのは確報で、調査時点は各ページの表に書いています。 別々の集計なので、同じ月でも速報と確報で額が少し違います。
自分の額が平均より高いと、契約に問題がありますか?
示せるのは、公表されている幅のどこにあるかまでです。高い側にあること自体は、契約に問題があることを意味しません。 額が適正かどうかの判断は、このサイトではしません。
次に確認すること
設備料金とは 検針票の設備料金が何を指すか。相場の差のうち、基本料金・従量料金とは別に見る部分。
ガス会社所有の設備の確認と費用の書面 幅の中での位置にかかわらず、設備がガス会社の持ち物なら、契約時の書面で所有関係と費用の取り立て方を確かめる。書面がなければ、契約しているガス会社に交付を求める。分からないときの相談先も載せています。
このページの数字の出典と確認日
| 数字 | 調査名・公表元 | 調査時点 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 地域ごとの最低・平均・最高、5・10・20・50m³の請求額の目安 | 資源エネルギー庁「LPガス価格調査」(液化石油ガス価格分布状況) | 令和8年8月末現在 | 2026年10月12日 |
| 15年間の順位の動き(2011年4月から93期) | 同じ調査の地域ごとの推移の資料(石油情報センターの公表ファイル) | 2011年4月から2026年8月 | 2026年10月12日 |
| 1世帯あたりの月の使用量(9.1m³) | 石油情報センター「平成18年度プロパンガス消費実態調査」 | 2006年度(2007年12月公表) | 2026年10月9日 |
金額・割合は公表値をもとに当サイトが平均・最低・最高などへ加工した数字です。数値の扱いと限界はこのデータについてにあります。
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