LPガスのマイコンメーターの復帰手順

ガスメーターに「ガス止」が出てガスが使えなくなったときの復帰の流れを、東京消防庁・消防庁・青森県・静岡県の公開資料で確かめた範囲で整理しました。

先に確かめる: ガス臭いときは復帰操作をしない

LPガス安全委員会と経済産業省の資料(東京消防庁が掲載)は、ガス漏れやガス臭いときは、復帰操作をせずLPガス販売店か緊急時連絡先に連絡するよう求めています。 青森県も、ガスのにおいがするときや配管などに損傷の恐れがあるときは、LPガス販売店の確認を受けてから使うよう案内しています。 マイコンメーターは、ガスの流れに異常があると自動でガスを止める装置です(静岡県の説明)。止まった理由がガス漏れのこともあるため、まずにおいを確かめます。

復帰の手順(LPガス)

公開資料に共通する流れは次のとおりです。メーターの機種で表示やスイッチの名前が違うため、ここでは資料ごとの書き方を並べます。

  1. ガス栓・器具栓をすべて閉める。東京消防庁掲載の資料、青森県、静岡県の3つが、最初の手順として挙げています。消防庁の資料は、容器バルブを閉めていた場合は開くことも加えています。
  2. 復帰ボタン(遮断弁開スイッチ)を押す。押したらすぐ手を離します。
  3. 表示が消えるまで待つ。LPガス向けの資料では約1分です。
  4. 表示とランプが消えたら、ガスが使えます。
資料押す場所の書き方待つ時間・消える表示
LPガス安全委員会・経済産業省(東京消防庁掲載)左側の復帰ボタン1分間待つ。液晶の文字とランプが消えたら復帰完了
消防庁メーター前方左側の遮断弁開スイッチ。赤いランプが点灯したらすぐ手を離す約1分後、液晶表示「ABC」の点滅が消える
静岡県復帰ボタンを押してすぐ離す待ち時間の記載なし

待つ時間は「約1分」。3分は都市ガスの資料の数字

「復帰後は3分待つ」という説明を見かけますが、このサイトが確かめた3分の記載は、経済産業省と東京消防庁の都市ガス向けの資料です。 経済産業省の都市ガス向けの資料には、復帰ボタンを押してから3分以内にガスコンロなどを使うと、ガス漏れと判断されて再び止まることがあると書かれています。 LPガス向けの資料では、上の表のとおり約1分でした。メーターの機種で違う可能性があるため、メーターの表示や取扱説明書、販売店の案内を優先してください。

復帰しないとき・表示が違うとき

販売店の連絡先は、契約時の書面や検針票に書かれていることが多いです(検針票の読み方)。 設備の点検は販売事業者や保安機関の仕事として決まっています(定期点検と消費設備調査、保安機関とは)。 販売店と話がつかないときの相談先は相談先の一覧にあります。

ガス代の請求額が地域のどのあたりかを見る
請求書の基本料金・従量料金・使用量を入れてください。 47都道府県と、県内をさらに分けた264地域の計311地域の最低・平均・最高のどこにいるかが出ます。 判定へ

このページでしないこと

お使いのメーターの機種ごとの操作や、ガス漏れの有無の判断はしません。 このページは公開資料の記載を整理したもので、操作方法の保証ではありません。ガス臭いとき、復帰しないときは、販売店か緊急時連絡先へ連絡してください。

よくある質問

LPガスのマイコンメーターが止まったら、どう復帰しますか?

ガス栓・器具栓をすべて閉め、復帰ボタンを押してすぐ離し、表示が消えるまで待ちます。LPガス向けの資料では約1分です。ガス臭いときは操作せず、LPガス販売店か緊急時連絡先に連絡します。

復帰後は3分待つのですか?

3分と書かれているのは都市ガス向けの資料です。LPガス向けの資料(東京消防庁掲載の資料、消防庁)では約1分とされています。メーターの機種で違う可能性があるため、表示や取扱説明書、販売店の案内を優先してください。

復帰してもまたガスが止まるときは?

復帰操作を繰り返さず、LPガス販売店の点検を受けるよう、東京消防庁掲載の資料が求めています。

復帰の費用や、販売店への連絡で請求が変わるかは分かりますか?

このページで確かめた公開資料には、復帰や点検の費用の扱いは出てきません。請求書のどの項目に含まれるかは、契約書面と請求書で確かめます。判断は、このサイトではしません。

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出典